虚無と婚活

頼まれなくたって生きてやる

【婚活】正月に母親から聞かされた、母親の同級生の話

ブログの内容によってはサジェストしたくなる人もいると思い、婚活関連の話は題名に明示することにします


さて、正月は1日から帰省し、三が日は姪と甥とめっちゃ遊んできました

トイザらスに行って目に留まったレゴシティの消防署を自分用で買ったんですが、居る間は玩具になればと思って作ってあげたら、これが大ウケ

プリキュアには洗脳済みなので、これでレゴにも染まってくれたらと思います


そんなこんなで夜子供達が寝静まった後に大人達で呑んでいたら、案の定結婚の話に発展して、その時母親から聞かされた話がそこそこ面白かったので今日はそれをネタにします


どういう話か端的にというと、母親の友人が婚活で失敗して意気消沈したって話でした

母親の友人は元同級生で現在60代前半

放射線技師の仕事をずっと続けていたそうで、若い時に結婚し子供二人をつくり、その後離婚し、女でひとつで子供を育てたそう

放射線技師の仕事は体力や視力の衰えを感じて辞め、近年は医療関係の仕事をやっているそうです


子供は現在独立し、一定以上の収入はあったので都内にマンションを二件持ち、そこそこ裕福な環境だそうで、年金受け取りが始まっても老後に心配はないそうです


そんな彼女が最近婚活を始めたそうです。聞けば、やはり老後を一人で過ごすには不安を感じ始め、最近は特に体力低下を著しいらしく、それでやはり老後においてもパートナーが欲しくなったため、いわゆるシニア婚活を始めたそうです


それで婚活の成果はというと…全くダメで、婚活を続けるかどうか悩んでいるそうです

結婚相談所はツヴァイを利用しているそうなんですが、最初面談を申し込みしまくっても端から断れるそうで、数人はあってくれたものの、結局一度会ったきりで連絡は普通になってしまったそうです

そのうち条件を妥協してなんとか面談は成立するようになり、何度か相手から交際を申し込まれるようになったものの、結局諸条件が折り合わず断ってしまったとのこと


ちなみに、条件を下げる前に会ってくれた人で一番良かったのは、年収約2000万円の会社経営者、条件を下げてから交際を申し込まれたのは年収300万円未満で元自衛官の警備員、だったそうです


その場では、なんでその人そんな歳とる前に婚活しなかったんだよw今更条件下げられないとか、何様のつもりだよw泥水を啜れない人間が婚活すんなwって散々言いましたけど、よくよく考えたら自分の将来像のようで、今になって戦慄しています…


30代、40代はまだ仕事や趣味もあり、多少の体力はあっても、60代になってそれが無くなった後、一体どの位の不安感にその人が襲われたのかを想像すると、本当に恐怖でしかない

そして、何もかもが手遅れに近い中で、一念発起して臨んだ婚活は散々な結果…

多分、自分が思っている想像以上に彼女は人生に絶望したはずです

(でもその人子供いるからまだマシな筈)


これを自分に置き換えて考えると、恐怖しか感じなかったです

あぁ…本当に怖い…

誰からも選ばれず、家庭を作れず、一人寂しく生涯を閉じるとか、恐怖でしかない…


そんな先行き不透明感をより感じた平成最後の正月でした